学生服小売業のT&YがEC採寸販売を本格稼働 専業子会社を立ち上げて対応
~初年度、神奈川県内50校への導入を目指す~
2021年6月3日
学生服小売業の株式会社ティー・アンド・ワイ・スズキ( 本社・神奈川県厚木市、社長・岩堀美子)は2021年4月入学者向け学生服のEC採寸販売を開始し、実用性を確認したことから、専業子会社としてスクシアを立ち上げ、2022年4月入学者向けとして本格的に稼働します。
2020年初頭からのコロナ禍によって予防の目的から「密」状態を避けなくてはならない状況となりましたが、従来の学生服の採寸販売会場は日数が限定的とはいえ「密」状態となることが当たり前でした。そのため、これを回避するため、T&YはEC採寸販売に挑戦し、次年度以降も継続的に稼働できる手応えがあったため、それ専業の子会社を立ち上げることとなりました。
学生服の採寸は、メンズやレディースのフルオーダースーツなどと異なり、一から型紙を起こすのではなく、2種類の型から袖丈と裾丈だけを調整するという簡易な形式なので、EC 採寸でもクリアすべきハードルが低いという特色があります。また、体の各部位のサイズの数値だけを入力するという形態では、サイズ誤差が生じやすいため、それを極力無くすために、学生服と同じサイズを不織布で作成したサンプルを同封し、そのサンプルを着用してからサイズを採寸するという形態を採用しました。なお、この採寸システムは特許取得済です。
【特許番号】特許第6840449号(P6840449)
初年度となる2022年4月入学者向けとして、神奈川県内の中学校・高校合わせて50校への導入を目指します。
画一的な採寸販売ではなく、各学校の校則に対応した学生服の販売にも対応します。